
画像引用元:竹書房/著:真敷ひさめ/愛に囚われて
自分が困っている時、どこからともなく現れて自分の味方になってくれる。暗黒な状況から救い出してくれる、そんな王子様みたいな人に出会ってみたい、そう思いませんか。
TLの世界には、そんな王子様がいっぱいです。
今回ご紹介するのは、こちらの作品です!
真敷ひさめ『愛に囚われて』ー感想・あらすじ・ネタバレ!
あらすじ
大学生の峰岸奈々子(みねぎし ななこ)は、ずっと好きだった幼馴染の久志(ひさし)にフラれ、ヤケ酒に走り、さみしさを埋めるためサークル仲間の阿久津友哉(あくつともや)と身体の関係に。
「アイツと真逆のタイプだったから…」
プレイボーイと噂の彼だから、一晩限りの遊びの関係にはもってこいだと思っていたのに、それからの阿久津はまるで恋人のように接してくる。
「そいつを忘れるくらいに俺に溺れさせればいいのか
近すぎる距離感に困惑する奈々子。阿久津のことが好きなのかわからない。でも彼の前では自分らしくいられる。
「警告する。阿久津智哉と別れろ。」
揺れる奈々子に送られてきた脅迫メールに書かれていた内容は、阿久津との関係を終わらせるもので…?!
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まとめ
プレイボーイがまさか自分に本気になってくれるわけない。普通の女ならそう考えてしまいますよね。でもそんなプレイボーイの彼が、自分だけに本気になってくれたら、自分のことだけを守ってくれたら、それは死にそうなくらい幸せなことかもしれません。
この作品のヒーロー阿久津は、キラキラしたイケメンでプレイボーイ、奈々子がなかなか幼馴染の彼を吹っ切れない気持ちがわかります。プレイボーイって信用ならないですもんね…。でも阿久津くんは違いますよ!!読み進めるごとに阿久津の深い愛情が伝わってくる、そんなお話です。前後編構成なので、ぜひ両方読んでみてください。
また、この単行本には、今回紹介した表題作の「愛に囚われて」の他に、巨乳ずき編集者とメイド喫茶店員の恋を描いた「恋して、ふれて。」や、花屋さんとホストの恋を描く「花咲く夜に…」等、計5つの作品が収録されています。
どの作品も王子様のようなヒーローが出てきますので、お姫様気分で読んでみてほしいです。
実は、「愛に囚われて」の奈々子は「恋して、ふれて。」にも出てきます!「恋して、ふれて。」は「愛に囚われて」より時系列が少し前の作品ですので、奈々子が幼馴染の久志にフラれる前の様子もみることができます!それはそれでかわいくってオススメですよ!
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