
画像引用元:ぶんか社/著:将貴和寿/アイの契り。
みなさん、マンガ選びの基準は何ですか?
絵柄重視、ストーリー重視、口コミ重視、色々あるかと思いますが、私は漫画家さんの持っている世界観を重視しています。
他にないぐっとくる世界観を持っている、唯一無二の漫画家さんが描かれる作品にこそ魅力を感じるのです。
今回ご紹介するのは、私一押しの独特な世界観を持っている漫画家さん、将貴和寿先生の、こちらの作品です!!
将貴和寿『アイの契り。』ー感想・あらすじ・ネタバレ!
あらすじ
羽野このみ(はの このみ)の元に届いたのは、中学の同窓会の通知でした。
「あの人もくるのでしょうか」
そう考えてしまったのは、中学の同級生に、今も忘れられない好きな人がいたからです。
同窓会にはたくさんの同級生が集まっていて、その中にはこのみの意中の人の親友、斎藤くんもいました。世間話の中で、会社をクビになったことを斎藤くんに話すと、斎藤くんはこのみの手を引いて、ある人のところに連れて行きました。
「わか!!」
そう呼びかけられて振り向いたのは、このみが昔から変わらず大好きだった中学の同級生、日田栄樹(ひだ えいき)くんでした。

画像引用元:ぶんか社/著:将貴和寿/アイの契り。
斎藤くんの紹介で、このみは日田くんの実家で住み込みで働かせてもらえることになりました。実は日田くんの家は極道の家系で、日田くんは現在父の再婚で苗字を幹(みき)に変え、関東一の勢力を誇る組の幹部を務めているのでした。
「私の連れだ、触るな」
このみは日田くんの家業を知りながらも、自分に優しい日田くんに惹かれており、特段の不安もなく、極道の世界に入り込んだのですが…。
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まとめ
日田くんの入れ墨だらけの裸体が異様にセクシーで胸が一杯!!
将貴先生独特のタッチで描かれる極道の世界は、私たちが想像するものよりもっと優しく、さみしい人が身を寄せ合って暮らしている場のように思えます。
その世界で単純に恋愛をしていくこのみと日田くんの関係性は、なぜかとてもハートフルで、暖かく見守りたくなるのです。
ストーリーはとことん甘く、エロシーンはしっかりエロく描かれていて、満足度がとても高い作品です。
個人的には大人になってオールバックインテリ眼鏡になってしまった日田くんが、優しい目でこのみを見つめるシーンと、このみに眼鏡をはずされ髪をわしゃわしゃっとされて昔の日田くんの状態に戻るシーンにめちゃくちゃグッときます!!
多分外では強くて恐ろしい幹さんなのでしょうけど、このみの側にいると、優しい日田くんに戻ってしまうのですよね~!!もえ~!!!
ぜひあなたもこの世界観に一緒に溺れましょう!!
この本を読んだ方、ぜひコメントで感想を教えてください♡