
画像引用元:青山りさ『あの夜あなたに抱かれた理由』
においフェチ、腕の血管フェチ、筋肉フェチ、色んなフェチズムがありますが、あなたは何フェチですか?フェチズムは、みんなに理解してほしい、でも理解されない、そんなモヤモヤを抱えたものですよね。ものによっては恋人に引かれることもあるでしょう。でも、そんな自分だけのフェチズムを理解してくれる恋人がいたら、最高ですよね。
今回ご紹介するのは、そんなフェチズムを題材にしたこちらの作品です!
青山りさ『あの夜あなたに抱かれた理由』ー感想・あらすじ・ネタバレ!
あらすじ
上目黒梓沙(上目黒 あずさ)は、30歳を目前にして焦っていました。自分の厄介な性癖のせいで、的もな男と付き合えないのです。その性癖はいわゆる「声フェチ」というやつ。声のよさと性欲が連動している梓沙は、声が好みな男性をすぐに好きになってしまい、人間性をみることができません。だから、いつも変な男とばかり付き合ってしまいます。
声フェチって少しわかります。フェチではなくても、この声は落ち着くなーっていう声の人いらっしゃいますよね。

画像引用元:青山りさ『あの夜あなたに抱かれた理由』
「小山 藍です。よろしくお願いします。」
「なにこのイケボイス!
そんな梓沙が出会ったのは、理想の声の相手、小山藍(こやま あお)。小山は今までの男とは違い、爽やかで非の打ちどころがない男だった。どんどん惹かれていく梓沙。
いたらいいなあ、声よし、顔よし、態度よしの男性…。
「ここをいじられるのがすきなんだ?
「あの声で耳元で囁かれたい!」
しかし、小山は梓沙が距離を詰めようと動くと、スルリとかわして逃げていく。
モテすぎて女性を避けているのではないか?そう思った梓沙だったが、ある日歓楽街の
ハプニングバーに入っていく小山を目撃して…!?
続きはこちら!
まとめ
この本の作者、青山りさ先生の作品は、実は今まで避けていました。上手なのにセクシーさに欠けているなあ、そう思っていたからです。しかしすいません。私の勘違いでございました。土下座して謝らせていただきます。青山先生、セクシーの極みでした。
声フェチの梓沙が至る所でムラムラしてクラクラしているところが、読んでるこっちもドキドキしてしまいました。声フェチの彼女とSEX依存症の彼氏…いいカップルですよ。だいぶ濃いですが(笑)そういう本当に自分にマッチングする異性に出会えるって素敵なことですよね。
ぜひ、特殊な性癖をお持ちの方に読んでいただきたい作品です。
この本を読んだ方、ぜひコメントで感想を教えてください♡