【ボーイズラブ】教科書文学BⅬ読み♡・古典篇~知音~

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教科書文学BⅬ読み・古典篇~知音~
ねむこ
こんにちは、こんばんは、本日もナノマテをお読み頂きありがとうございます。 ライターの[ねむこ]です。
今回は、「知音」(ちいん)という漢文をBⅬ読みしてみたいと思います。 この知音は、私が高校生の頃、一番初めに習った漢文でした。そして、「うわっこの二人間違いなく精神的BⅬだ……!」と思った覚えがあります(笑) 簡単な漢文ですが、BⅬ読みしながら意味を紐解いてみたら面白さがぐんと上がると思うので、BⅬ読みしてみたいと思います。

【ボーイズラブ】教科書文学BⅬ読み♡・古典篇~知音~

ではまず、白文をどうぞ。 伯牙鼓琴、鍾子期聴之。 方鼓琴而志太山、鍾子期曰、 「善哉乎、鼓琴。巍巍乎若太山。」 少選之間、而志在流水、鍾子期曰、 「善哉乎、鼓琴。湯湯乎若流水。」 鍾子期死。伯牙破琴絶絃、終身不復鼓琴。 以為世無足復為鼓琴者。 と、こうなります。これを現代語訳してみると、 伯牙は琴を弾き、鍾子期はこれを聴いていました。 伯牙が太山のことを思って琴を奏でているときは、 「素晴らしいな。琴の音色は、まるで太山のように高く険しく感じる。」 と鍾子期は言いました。 しばらくして、伯牙が流れる川のことを思って琴を奏でていると、 「素晴らしいな。琴の音色は、まるで水が勢いよく流れているように感じる。」 と鍾子期は言いました。 しばらくして、鍾子期は亡くなりました。すると伯牙は、琴を壊して弦を切り、終生再び琴を奏でることはありませんでした。 世の中にはもう、琴を弾いてあげるに足りる人はいないと思ったからでしょう。 ……どうでしょうか? ほのかに漂うBⅬの香りを、どこからか感じませんか? 一番のポイントは、二人の友情の強さ。それは互いのプレイヤーとリスナーとしての腕の高さが導いたものです。 互いの琴の腕前と感じ方がぴったり合っているからこそ、伯牙が何をイメージして琴を弾いたのかを鍾子期は当てることができるのです。音楽がつなぐ二人の絆。うーん、なんともBⅬ的だと思えませんか? そしてなかでも一番たぎるのは、鍾子期の死後、伯牙は琴を壊してしまい、一生琴を弾かなかったという事実です。 つまり、伯牙は鍾子期ほど自分の弾きたいものを理解してくれる人間はもういないと感じたから、琴を壊してしまったのでしょう。 それにしても、琴を壊してしまうなんて……ねむこには、そこには鍾子期を失った伯牙の悲しみも作用しているとしか感じられません。 ちなみに、この2人をカップリングするなら、私は鍾子期×伯牙ですね。きっと伯牙は繊細な天才肌の音楽家で、理解者も少なかったはず。その唯一といってもいいほどの理解者が、きっと鍾子期だったのです。 繊細で孤独な天才を遺して、友は独り死んでしまう……その伯牙の悲しみを思うと、そして二人の関係性から総合的に判断するに、鍾子期×伯牙(もしくは鍾子期←伯牙)でこの2人は決まりだと私は思います。

まとめ

今回は漢文としては簡単なので、現代語訳を見れば、大体のところは理解できると思います。解説などは特に設けません^^

あとがき: [ねむこ]はこう思うよ。

ねむこ
さて、次回は日本の古文に移ってみたいと思います。取り扱うのは「平家物語」。一体どの部分を使うのか、楽しみにしていてくださいね!
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