
画像引用元:フューチャーコミックス/著:冴島つき/初恋テンプレーション〜今夜、イジワルに奪われたい〜
初めての恋は幼いけれど純粋で、とても甘い。本日は恋と見つけたヒロインを応援したくなるようなお話です。
初恋テンプレーション〜今夜、イジワルに奪われたい〜ー感想・あらすじ・ネタバレ
25歳の誕生日を控えたヒロインの三刀屋麗華(みとや れいか)は、短冊に願い事を書いていました。
そこに書かれた願いは「素敵な恋ができますように」でした。
彼女の誕生日は七夕の7月7日。一年に一度、織姫と彦星が会える日。そんな日だというのに、麗華はまだ誰とも恋をしたことがない自分にため息をつくのです。
どうして?積極的になれなかった?それとも出会いがなかった?
その理由は、彼女の家庭環境のせいでした。

画像引用元:フューチャーコミックス/著:冴島つき/初恋テンプレーション〜今夜、イジワルに奪われたい〜
極道の娘だったんです
麗華の扱いはお嬢様そのもの。必ず誰かが側につき世話を焼いてくれる。組長の娘ともなれば、下っ端は守らなければなりませんよね。
そのせいもあり、麗華に近寄る人がいるわけなく、彼女の世界は孤独だったんです。
麗華自身、自分の置かれている状況は受け入れていました。けれど誕生日を前に、彼女の中で何かが動いたんです。
……自由になりたい。
麗華は街への買いものの途中、変装を試みて取り巻きを交わし、一人になることに成功します。
途端に目の前の世界が気持ちよく感じられ、街を一人で歩ける自由に幸せを感じるのです。
この日のためにお金も用意し泊まるホテルも手配済みでした。居場所を知られないため、スマホは置いてきたという用意周到さはさすがなのですが、
初めての街で麗華は道に迷ってしまいます。
そこへやってきたとあるイケメン男性が、迷っていた麗華を助けてくれたんです。
安心してついていくと…なんだか様子が。

画像引用元:フューチャーコミックス/著:冴島つき/初恋テンプレーション〜今夜、イジワルに奪われたい〜
そこは輩の溜まり場でした。麗華は強引に何かを飲まされ、抵抗できなくなったところを男たちに犯され始めてしまうんです。
どうすることもできない麗華。父親がヤクザだと叫んでも信用されません。そんな女がひとりで歩いていたなんて思えませんもんね。
麗華「助けて!」
すると、麗華の叫び声を、偶然通り掛かった男性が聞きつけて助けてくれたんです。

画像引用元:フューチャーコミックス/著:冴島つき/初恋テンプレーション〜今夜、イジワルに奪われたい〜
助かってよかった…!麗華は自分が浅はかだったことを反省します。
麗華を助けてくれたのは“滉(こう)”という人物でした。
応急処置をするため、麗華を自分の家へ連れて帰り、麗華を気遣い頭を撫でてくれるのです。
こんなこと…初めてだ。
そう、麗華はときめきを覚えてしまうのです。
そして恋を知らない彼女は、滉は自分のことが好きなんだと思ってしまい、男の人が喜ぶと思う行動をとるのですが…
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初めての恋ってとても単純、だけど純粋ですね。
実は麗華を想っている男はもう一人いて、この後麗華はもっと恋を知ることになります。紹介しきれないほど魅力的なお話なので、ぜひ読んでみてください。
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