
画像引用元:秋田書店/著:花田祐実/純情トリック
自分にはハードルが高い、無理めな男性に恋をしたことってありますか?
イケメンで、優しくって、とにかく女の子にモテる、でもだからこそ生半可なアピールでは振り向いてくれない。そんな男性に恋をしてしまったら、普段では考えられないくらい策士になる必要がありますよね。
手を変え品を変え、無理めな男性を落とせた時には、どのくらいの達成感を感じることができるのでしょう。
今回ご紹介するのは、こちらの作品です!
花田祐実『純情トリック』ー感想・あらすじ・ネタバレ!
あらすじ
杉原理沙(すぎはら りさ)は、同じ会社の違う課で働く、青木拓也(あおき たくや)に恋心を抱いています。青木はとてもモテる男性なので、今まで遠巻きに見つめるだけでしたが、先日青木が喘息で入院し、お見舞いにもいけない関係性にもどかしさを感じ、せめてお友達になりたいと思っているのです。
「ろくに話したことのないのに好きとか付き合ってとか言われても…。」
実は以前、理沙は青木が女性に告白され、女性があっさりフラれてしまうのを目撃したことがありました。その際、青木は話したこともない人とは付き合えないと言っていたため、理沙はいきなり告白するのではなく、まずお友達になりたいと声をかけようと試みます。
「君みたいなこからは初めてだな。」
「トモダチ、OKだよ。」

画像引用元:秋田書店/著:花田祐実/純情トリック
気持ち悪がられると思いきや、予想外に青木は二つ返事で友達になってくれました。
友人に報告をすると、
「まさか青木さん、友達ってセフレと勘違いしてたりして。」
と言われてしまいます。
そんなまさか!!でも、実際は…
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まとめ
TLマンガ家として圧倒的に発売している作品数が多い花田先生の作品ですが…、すいません、私初めて読みました!そして、圧倒されました。こ、こんなときめくTLマンガがあったなんて…!!
ぶっちゃけ、エロシーンは少ないです。それなのにこの満足感。素晴らしいの一言。
なにがいいかといいますと、まず、キャラクターが魅力的。どうにか青木さんを落とそうと思考をフル回転させるけれど、実際は素直な気持ちが評価されちゃう理沙がかわいいし、クールに見えておちゃめな青木さんも素敵…。実生活にいそうなタイプというのもいいです。
そして、ここで描かれるオフィスラブのリアルさ!ちょうどいい距離感がたまらんです。とても恋したくなる作品なので、キュンとしたい方は必読ですよ!
これから私も花田先生の作品を片っ端から読んでいこうと思います!
この本を読んだ方、ぜひコメントで感想を教えてください♡