
画像引用元:ZITTO:著:深海ゆゆ:渇いた私をその愛撫で濡らして
自分と同じ名前の人って、何人くらい見たことありますか?私の友人はとてもよくある名前で、高校のクラスメイトに同じ名前が10人いました。
そして、その10人を区別するためにあだ名がつけられていて、一番かわいい1人だけが正しい名前で呼ばれていたんです。それってけっこうせつないですよね。
今回は、その頃を私に思い出させる作品をご紹介いたします!
渇いた私をその愛撫で濡らして―感想・あらすじ・ネタバレ
あらすじ
京子(きょうこ)は会社の飲み会で飲みすぎ、同僚の柳楽(なぎら)くんと身体の関係に。27歳にしてやっと処女を捨てられたことを喜んでいましたが、しみついた喪女気質はなかなか払拭できず、相変わらず地味で男っ気のないパッとしない女のままなのでした。
喪女なのにワンナイトラブ!酒の力ってすごい…。

画像引用元:ZITTO:著:深海ゆゆ:渇いた私をその愛撫で濡らして
イケメンの柳楽くんと自分は釣り合わない、そう思った京子は、後日柳楽くんからの誘いをすっぽかしてしまいます。しかし、柳楽くんは京子のつれない態度にもめげず、京子に向かってきてくれるのでした。
責任をとるタイプの男性かな…?
だんだんと柳楽くんと過ごす時間が増えていき、京子は柳楽くんから「きょうこ」と呼ばれることに幸せを感じるようになりました。
少し人と感覚がずれていて、他の女性のように振舞えない京子のことを、

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柳楽「いいよな、君のそういうマイペースなところ、いいよな」
と言ってくれる柳楽くんのことを、京子は好きになっていったのでした。
これはうれしいですね。飾らない自分を好きになってくれるなんて!
会社では京子がイケメンの柳楽くんと仲良くしていることに嫉妬した女性職員に、陰口を叩かれるようになっていました。京子は自分が「セフレ」と噂されていることを知り、自分の関係は確かに恋人とは言い難いと感じ、それならセフレでも構わないとも思うのでした。
2人の関係を変えたのは、1人の女性の出現でした。
京子の会社に異動で入ってきた美しい女性は、名前を「京子」と名乗りました。その女性を見た時、明らかに柳楽くんが動揺している様子がわかりました。
おおっ、怪しい雲行き…。

画像引用元:ZITTO:著:深海ゆゆ:渇いた私をその愛撫で濡らして
京子「(『きょうこ』はこの人?」」
柳楽くんが呼ぶ「きょうこ」という名前は、私のことではなかったのかもしれない、そう京子は気づいてしまったのでした…。
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まとめ
先が気になる!!なんだか愛憎劇の予感…?
いい男はいい女と関係を持つのが自然の摂理なのさ…、とあきらめつつも、いやここは喪女の本気を見せてくれ!と京子(喪女ver)を応援している、そんな私です。
昼ドラ的ドラマチック展開がお好きな方におすすめします!ぜひ手に取ってみてください。
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