画像引用元:プランタン出版/著:まりきち/麻生ミカリ/草食系(?)僧侶と小悪魔ちゃん
好きな人がいるのに進展しない!そんな時は、小悪魔な行動を起こしてみるのはどうでしょうか。
草食系(?)僧侶と小悪魔ちゃんー感想・あらすじ・ネタバレ
10年。これは、ヒロインの明日香が高校生のころから片思いしている期間です。長い!
相手は、千永寺に住んでいるお兄ちゃんの菅生継深(すごう つぐみ)。もう家族ぐるみで親しいくらいなのに、つぐ兄の明日香を見る目は妹目線。
幼い頃からの付き合いなら、まあ…そうなっちゃうか。
明日香は気持ちを気づいてもらおうと、接近したり、話しかけたりしてみるものの全く手応えなし。つぐ兄って鈍感なのかな。
つぐ兄、実は実家のお寺の後継ぎながら、大学在学中にデザイン事務所を立ち上げてもいるというやり手だったんです。なかなかすごいスキル持ち!
見た目はほんわか優しい系。男っぽいというよりはお兄さん。こういう人は癒される!
とにかく、つぐ兄に振り向いてもらいたい!
ある日、明日香はつぐ兄の事務所がある駅前までやってきます。明日香はつぐ兄の事務所でバイトもしたことがあるようなのですが、もしかして、私って好みじゃないのかなって。
あの人の好みになりたい!って思うコ可愛いよね。
明日香は、妹ではなく、 “女”としてみてもらいたいんです。
その時でした。
わ、運命!会えたじゃん……って、あれ?後ろの女性は誰?
彼女はつぐ兄の事務所で経理をしているという女の子。しかもタイプが明日香とは正反対!極め付けの嫉妬ポイントはつぐ兄と仲が良すぎるところ!
ここで明日香、目覚めちゃいます。
もう、待ってばかりなんかいられない!いい子でなんかいないんだから!!
女の意地に火がついてしまった明日香は、ここからとんでもない行動に出ます。
今日は僧侶のつぐ兄。明日香に押し倒されています。
一体、何を?
(抱きついて、上目遣いでおねだり!)
明日香、女の武器を使うことにしたんです!
明日香は、誰も頼れなくて困ってるという悩みを打ち明けます。
ほうほう、それで? どんな悩みだ?
つぐ兄は悩んでいることに気づいてあげられず、ごめんと言ってくれます。
俺にできることなら何でも言ってとまで言ってくれて……。
これこそ、明日香の待っていた言葉でした。
『私ね…不感症みたいなの』
!!!???
そうか、そう来たか!!明日香。頭がいい(?)ではないか!w
けど、つぐ兄は明日香を気遣ってあげます。
不感症だなんて。でもそんなことしたら、明日香を傷つけてしまうんじゃないかって。
それに、練習台なのは…複雑だったりするつぐ兄ですが、
嘘をつき通すのも大変っ! ここまで来たけれどどうする、明日香!?
続きはこちら↓
草食系のつぐ兄はなかなか手強いです。女子から仕掛ける楽しみも魅力的♪未読の方はチェックしてみてください!
この本を読んだ方、ぜひコメントで感想を教えてください♡