
画像引用元/竹書房/著:花津ハナヨ/狂わせたいの
性の知識だけは豊富で、経験は伴わない、俗にいう「耳年増」の女子高生って多いですよね。
高校生になると、周りのお友達もだんだんと大人びた話をするようになりますから、知識だけでもついていかないと!って焦る気持ちわかります!
私も相当こじらせていたので、歩くエロ事典という今思うと不名誉なあだ名がつけられていました…。
そんなこじらせ耳年増処女にも、初体験はやってきます!
今回ご紹介するのは、こじらせ処女を描いたこの作品です!
花津ハナヨ『狂わせたいの』―感想・あらすじ・ネタバレ!
あらすじ

画像引用元/竹書房/著:花津ハナヨ/狂わせたいの
女子高生の富岡梨果(とみおか りか)は、修学旅行の夜に、クラスメイトの戸川(とがわ)に告白。
「まじ?やった。おれも富岡のことスキ。」
OKをもらって嬉しかったけれど、戸川の首筋にはキスマークが…。
怒り狂った梨果は、戸川を突き飛ばしてしまったのでした。
実は梨果はクラスでは経験豊富なビッチで通っていますが、詳しいのは知識だけ。
本当は彼氏いない歴17年の筋金入りの処女だったのです!!
自分のことだけ好きな人と付き合いたい、常々そう思っていたのですが、好きになってしまったのはチャラくて軽い戸川。
喧嘩中の気まずい2人でしたが、翌日の自由行動を2人きりでまわることになって…?
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まとめ
こじらせればこじらせる程、チャラ男が好きになりますよね‼(自論)
この話の素敵なところは、梨果の強がりだけれど子どもっぽい性格のギャップをうまく表現してあるところです。同性目線からも、なんてかわいいんだこいつ…と思わせられます。
また、そんな梨果を「かわいすぎる」と言ってくれた戸川の納得のチャラさ、イケメン感がたまらんス。
経験豊富な男性って、女慣れしすぎているけれど、だからこそ欲しい言葉を言ってくれますよね~!そこがいい…。このシーンめっちゃときめくので、ぜひ読んでください~!!
今回は表題作の『狂わせたいの』をご紹介しましたが、この単行本は読み切り集ですので、他にも6作品が収録されています。
個人的にこの本の中から、もう1つ好きなご紹介したい作品がありまして、『車でGO!』という作品なのですが、これも『狂わせたいの』の梨果と同じく、下ネタに強いように見えて実はウブな女性が主役です。
なんとも思っていなかった男友達とドライブデートに出かけたらいつもと違う面が見れてときめいちゃう!という内容のこの作品、これも悶絶必至の名台詞がでてきます!
ときめきを求める人はぜひ読んでみてくださいませ。
花津ハナヨ先生、まじおすすめです。
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