
画像引用元:ぶんか社/著:猫宮なお/雌お兄さん=ときどきオオカミ
ほっこりなのにオオカミだから、めちゃめちゃキュンとさせられます。本日の作品はこちら♪
雌お兄さん=ときどきオオカミー感想・あらすじ・ネタバレ
男前ヒロインの西郷ひかり。彼女の生い立ちは、母親が病弱だったことから父親に『強くあれ』と厳しく育てられてきた女の子でした。
それは大学生となっても続いていて、毎朝、父親と剣道の稽古に励んでいるくらいなんです。
そのせいもあってか、20歳を過ぎたけどひかりは恋愛経験もないし流行りにも疎い。唯一の取り柄といったら稽古で培った精神力くらい。
しかし、父親からとあることを毎日言われるようになります。それは、

画像引用元:ぶんか社/著:猫宮なお/雌お兄さん=ときどきオオカミ
お父さん、ひかりはまだ大学生なのに…ですか?
彼氏ではなく<跡取りを見つけて安心させて>とは。難易度高いね。
そんな毎日を過ごすひかり。どうしたら跡取りは見つかるのだろうとと迷っていると、店先で店員(男)に絡んでる輩に遭遇します。
すると、ひかりはたち向かいに行くんです!
男を投げ飛ばしちゃうひかり。店員さんを助け出し、まるでヒーロー!
ひかり『お騒がせしてすみません。大丈夫ですか?』
イケメンかよ!!

画像引用元:ぶんか社/著:猫宮なお/雌お兄さん=ときどきオオカミ
ひかり、めっちゃ男前でしたが助けた相手はめっちゃオネエで、何だろ、うまくいってる!
しかも彼は女性より女性らしいのでひかりは思うんです。
男性=婿候補という固定観念があったけど、そんなの関係なく仲良くしたい!と。
彼はパティシエの舞阪俊弥(まいさか としや)。ひかり、俊弥から『王子様』なんてあだ名をつけられちゃうんですが、彼と仲良くなるため俊弥のお店に通い、デートの約束を取り付けます。
ひかりにとっては初のデートというイベント。内容はハイキング!
デートのために、女の子っぽい服と研究したせいか山道なのにヒール靴で参戦です。
不安に思いつつも、毎日稽古をしているひかりには全く問題なく、ヒール靴でもグングン歩いていきます。一方の俊弥は体力がなくすでにヘトヘト。
なので、ひかりは俊弥をお姫様抱っこをして頂上へ向かっちゃいます。
嬉しいけど、情けないとも思う俊弥。やっぱり根は男。
その代わり、俊弥はめちゃくちゃ可愛いお弁当を作ってきてくれました。プラマイゼロの関係、素敵すぎる!
お互いが抱えるコンプレックスも気にせず、素でいられる関係に、二人は自然と告白をしていました。

画像引用元:ぶんか社/著:猫宮なお/雌お兄さん=ときどきオオカミ
こういう時は男を見せてくれる俊弥。キスされて、ひかりは心を撃ち抜かれちゃいます。
言葉は女なのに、カッコよく見えるの不思議!
俊弥『王子様のつもりだったけど、オオカミになってもいいかしら』
立場が逆転しても、この二人、素敵すぎるんだけど!
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ひかりと俊弥はどちらも可愛くてカッコいい、ハートフルなお話です!未読の方はぜひチェックしてみてください♪
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