
画像引用元:秋田書店/著:西臣匡子/上の口ではいやいや言っても身体(からだ)は悦(よろこ)んでるんだろう〜発情オメガバース〜
私たちに3種類の性属があったとしたら?想像するだけでもゾクゾクします。今回はこちら作品です♪
上の口ではいやいや言っても身体(からだ)は悦(よろこ)んでるんだろう〜発情オメガバース〜ー感想・あらすじ・ネタバレ!
α(アルファ)、生まれつき、能力の高いエリート。
β(ベータ)、普通の人間。
Ω(オメガ)、3ヶ月に一週間、ヒートと呼ばれる発情期を持っている。
この世界はこの様な性属で分類されていました。9割はβなんだけど、残りの1割にαとΩが存在してたんです。
特にΩは発情期にフェロモンを放出するので、エリートであるαを引きつけやすくなる。
そして己の欲求を満たすための道連れに……って、この属性、なかなか興味深い♪
ですが、Ωにしてみればこの発情期は大変なこと。抑制剤を飲んで発情を抑えるようにしていました。
そしてこちらのヒロイン・百合岡澪(ゆりおか みお)。大人になって判明した性属はΩだったんです。
澪は、ベストセラー作家の相田純陽(あいだ じゅんよう)の元でアシスタントをしていました。実は澪、相田のゴーストライター。相田のべストセラー本は澪が執筆したものだった。
ゴーストライターであることは嫌ではなく、むしろ相田の役に立ちたい。それは物理的なことだけでなく、心から。
はい、ディープな大人の関係がめちゃくちゃ匂ってきます。
だって相田は澪がΩだと知っても普通の女の子として扱ってくれた人。果たして澪はΩとしてどのような人生を送ってきたんだろうって、同情しちゃいます。
相田はβでしたので、βにはΩのフェロモンは効きにくいということもあり、安心できる相手でもあったんです。
ある日、相田と一緒に打ち合わせに来た澪。そこで、相田のライバル刈谷四郎(かりやしろう)氏とぶつかります。

画像引用元:秋田書店/著:西臣匡子/上の口ではいやいや言っても身体(からだ)は悦(よろこ)んでるんだろう〜発情オメガバース〜
あれ? この二人、なんか魅かれてる? ですが澪は先生のライバルと知って敵視。
澪が立ち去った後、刈谷は何が落ちていることに気づきます。
それは、ヒート期の発情を抑制するための薬でした。
これ……ヤバくない?
長引く打ち合わせ。先に帰ることになった澪はエレベーターで刈谷と一緒になってしまいます。
一瞬、たじろぎますが、どうやら刈谷は相田の小説もチェックしているようで、内容を褒めてくれるんです。
それは澪が書いた手直しなしのシーン。思わず喜んだ澪を見て刈谷は確信するんです。
『お前、相田のゴーストライターだろう』
ドキドキして参りました。核心を突かれて戸惑う澪。
すると、焦ったせいか澪がヒートの症状が起きてきてしまうんです。
これはヤバみ!

画像引用元:秋田書店/著:西臣匡子/上の口ではいやいや言っても身体(からだ)は悦(よろこ)んでるんだろう〜発情オメガバース〜
えっ、刈谷がα!?すごい運命の出会い!だけどΩの発情は想像以上でした。
澪のフェロモンを感じてしまい、欲望が止められない刈谷。澪は相田を思って拒もうとするけど……!

画像引用元:秋田書店/著:西臣匡子/上の口ではいやいや言っても身体(からだ)は悦(よろこ)んでるんだろう〜発情オメガバース〜
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これ、澪も刈谷もめちゃめちゃエロくて狂いそう♪読む価値ありまくりの作品、ぜひ続きもチェックしてみてください!
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