
画像引用元:竹書房/著:江口尋/うそつきミルフイユ
こんな関係も、楽しそうだよな〜と思えるんです♪人気作家さんが描く、新しいオフィスラブの形、ご紹介いたします。
うそつきミルフイユー感想・あらすじ・ネタバレ
皆さんは、転勤は平気な方ですか?人それぞれ感じ方が違うであろう制度。
しかし、ある種族にとってそれが大きな弊害なものみたいです。
絹田茜(きぬた あかね)、オタ活に忙しいOLやってました。
彼女の職場、2年に一度の配置換えがあり、そろそろそれがやってくる頃。
茜、本気で悩んでいました。なぜなら、地方勤務はオタ活が大変だということ!
交通費?宿泊代?そもそもどうして東京ばかりなの!?

画像引用元:竹書房/著:江口尋/うそつきミルフイユ
そこで茜は行動に出ます。
それは上司に“本拠地登録”、つまり都内近郊を職場エリアにしたいと申し出るのです。
全てはオタ活のために。
仕事を甘く見るなーとか、最初からわかってただろーとか、そんなことはいいんです。
好きなことをして生きていく!
けど現実は、正当な理由のない茜の希望が通るわけもなく、
でも裏を返せば、それは正当な理由があれば考慮してくれるということにもなるので、
正当な理由=結婚しようってなるんです。
相手?いませんが何か。

画像引用元:竹書房/著:江口尋/うそつきミルフイユ
茜の軽率すぎる嘘はあっという間に社内に広がり、
憧れの上司・黒木恒靖(くろき つねやす)にも祝福されちゃうところまで行ってしまいます。
茜…、それはちょっと失敗だったね。
今さら撤回もできず、憧れの人が望みなしとなってしまった茜。
友人に、その全てを電話で話ををしているところを黒木に聞かれてしまうんです。
黒木『絹田さん…どういうことかな?』
…終わったな。
しかしここで、とある黒木の事情が茜を思わぬ方向へと導くんです。
それは、黒木は祖母から離婚していいから結婚しろと言われて困っていたということ。
つまり、嘘でいいから結婚したい。
茜は趣味のためにこの地に居続けたい。黒木は祖母を安心させたい。
そう、お互いを利用すれば二人はWin-Winでハッピーに!
黒木はそれ気づき、茜に(偽装)結婚の命令します。
ほとぼりが冷めたら、別れてもいいし転職などすればいい。これはこれからの新しい交際スタイルなのでしょうか!?
書類を準備し、籍を入れ、夫婦という形を作った二人。
この秘密、決してバレてはいけない。
どこでボロが出るかわからないからと、黒木は茜に名前で呼ばせたり、スキンシップをとらせたりとにかく教育していくのですが、
なにぶん、茜には男性経験がなさすぎて…!そこが一番の懸念材料だったんです。
黒木に対していちいち照れちゃう。…可愛いけど。
なので黒木は、茜を慣らし、しっかりと偽装夫婦を演じられるにきっちり教育することに。

画像引用元:竹書房/著:江口尋/うそつきミルフイユ
いや、それおいしい話だね。
最低半年間!果たして、うまくいくのでしょうか!?
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偽装結婚というあるあるですが、この夫婦っぽくしないといけないために二人は“ミルフイユ”なんです。ぜひ作品チェックしてみてください♪
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